2016年6月18日(土)
眉秋俳句会 通回 450回
6月18日土曜日 午後1時からOBサロンでにて、眉秋俳句会を開きました。
梅雨晴れ間の暑い一日でした。四季の移り変わりは早く四月の桜から六月は
紫陽花で有名なお寺や公園の便りを見たり聞いたりします。
季語集では六月は夏となります。
掲載は名前の50音順です。
大住 清美
池の淵 牡丹巡らせ 村おこし
ひと房に 熟れる遅速や ミニトマト
加治 道子
遊む(すさむ)こと 汝に告げず 沙羅の花
からす瓜 夜を通して 誰に咲く
日開 桃花
実桜の たわみし枝や 雨兆す
昼寝覚め 残るけだるさ 空仰ぐ
堀江 邦子
小包の 中に一筆 夏見舞い
藩政の 松映す川 ボート行く
山田 まさよ
過疎の地や 空の果てまで 緑なす
菜園の キュウリが太る 朝の雨
吉岡 由子
浪速まで 梅雨の晴れ間の 一日旅
名にし負う お菊の井戸や 夏帽子
和田 偕子
四阿(あづまや)の 庇に首夏の 反射光
衣更 昭和生まれは 捨て切れず