徳島電友会 サークル活動

=各サークルの活動状況を会員の皆様にお届けします=

第543回 眉秋俳句会 令和8年1月例会

眉秋俳句会は1月17日(土曜日)13:00からOBサロンにて例会を行いました。


掲載は名前の50音順です

寒四朗伊万里の郷に居座れり

照る日雲る日力をくれる冬桜

加治道子

 

里帰り渡る鉄橋初列車

ふり返る昭和100年去年今年

加茂陽子

 

郵便車も電化で静かお正月

祖谷渓や雪で真白の子僧立ち

四宮恭治

 

大寒やラジオの声もひび割れて

手袋を紐で繋いだ昭和かな

走楽

 

風花や少し伏し目の秋田犬

枝下を少女がとほる松手入れ

高木閑人

 

寒椿隙間隙間のご挨拶

元日や洗濯機にも休みあり

平井孝子

 

草枯れて広き城跡うみの紺

密柑裂く気のむくままの一人旅

山田まさよ

 

大根に首と胴あり髭もあり

祈き事を心に一打鐘冴ゆる

吉岡由子

 


【新年の句】

山の音聞え来しかと飾臼

竹生の音の雅楽に明けくる大旦

加治道子

 

巫女の舞う鈴の音しみる初詣

読初にベストセラの「国宝」を

加茂陽子

 

高越山吹雪く気配に星静か

石段駕籠さがせど見へぬ初金毘羅

四宮恭治

 

新玉の宇宙遊泳夢の中

化粧する鏡の中の福笑い

走楽

 

初日記まづ快晴と記したる

土佐結びしっかり締めて初荷かな

高木閑人

 

餅太りエイヤサーと超えて行き

初市や値下がり札のゆれており

平井孝子

 

終活の賀状増えきて八十路なり

集まれる親族もなしお正月

山田まさよ

 

眉を引くベッドの上の初鏡

ばらばらに三軒長屋注連飾る

吉岡由子