茶道部なごみ会
池内 和美(徳島)
茶の湯には、一年2回お正月があります。新年の「点て始め」と11月の「口切(くちきり)」です。
「口切」とは、茶壷の口を切って開ける儀式です。八十八夜うぃ中心に5月に茶摘みが行われ、
製茶が茶壷に詰められ、茶師が封印をします。
裏千家御家元では、11月19日の宗旦忌に宇治の茶師、上林春松(かんばやし しゅんしょう)から
吊り台に乗せた茶壷が届けられます。
開炉を迎えると、茶壷の口を切って茶葉を取り出し、臼で挽き抹茶とします。お茶を利休居士にお供えして、
それから社中の口切の稽古が始まります。香り高い新茶を差し上げるのは茶の湯の正月の祝いに当たり、
11月は茶人の正月と呼ばれています。
なごみ会活動状況
9月から11月は次の点前をしました。
9月 5日 流し点 6名
9月12日 流し点 3名
9月19日 台天目 5名
10月 3日 薄茶点前 (五行棚) 4名
10月 10 日 薄茶点前(五行棚) 4名
10月17日 薄茶点前(五行棚) 5名
11月 8日 薄茶点前(更好棚) 5名
11月14日 薄茶点前 5名
11月21日 台天目 4名
11月24日 薄茶点前(丸卓) 2名
稽古日は、毎月第一・第二・第三の火曜日と第4の金曜日です。
OBサロンの和室で行っていますので、初心者の方も大歓迎です。