徳島電友会 サークル活動

=各サークルの活動状況を会員の皆様にお届けします=

眉秋俳句会 通回 454回

眉秋俳句会 通回 454回

  2016年10月15日(土曜日) 13時~  於 OBサロン  

           (掲載は名前の50音順です。)

  毎月、句会が近づいてくると句が出来ていない!!困ったと慌てて歳時記と首っ引き。

  句材は、日常茶飯事のこと、四季の移り変わりなど、感動・感銘を受けた事を詠むことで

  瞬間の出来事も永遠の思い出として残る。と本で読んだことがあります。旅行には句帳を携帯し、

  歳が寄るほど忘れっぽくなるので俳句で記録できたらいいと思っています。・・・・個人個人感じ方は違うでしょう

 

大住 清美

     逝きし友  偲ぶ膳先  秋桜

     甕の口  あっけらかんと  秋の昼


加治 道子

     無月なる  眼裏の月  煌煌(こうこう)と 

     売り地の札  古りて柵なし  草紅葉


日開 桃花

     うそ寒や  遺影に被す(かぶす)  犬の服

     野菊咲く  想いの深き  散歩径


堀江 邦子

     夫婦連れ  影をひとつに  良夜かな

     辻祠(つじほこら)  倒れしままや  赤まんま


山田 まさよ

     遥には  海のひろがり  そばの花

     秋晴や  手綱短く  初乗馬


吉岡 由子

     高階の  生活(たつき)もよかれ  十三夜

     秋霖(しゅうりん)や  ロダン見上げて  考える


和田 偕子

     蛇行して  田中を染める  曼殊沙華

     吹く風に  流るる雲に  秋気満つ