眉秋俳句会は1月20日(土曜日)13:00からOBサロンにて例会を行いました。
掲載は名前の50音順です
暁闇の乾布摩擦の白い息
加治 道子
初景色産土神に手を合わす
初夢は世界一周船の旅 加茂 陽子
何処までも海平らかに鯨見ゆ
吾が一年戻す終ひ湯大つごもり
四宮 恭治
脇僧の鈸の連打や花八手
冬深しどこへも行かぬ影と棲む
高木 閑人
元日も一品添えて手弁当
初暦マルバツつける出勤日
平井 孝子
末っ子のつむじがふたつ根深汁
臘梅の溶け出しそうに香を放つ
堀江 邦子
三が日白きままなる日記帳
夕陽受く裸木の瘤つややかに
山田 まさよ
窓際に椅子おく生活日脚伸ぶ
釘の位置少し低めに初暦
吉岡 由子







