眉秋俳句会は１２月１７日（土曜日）１３：００からOBサロンにて例会を行いました。
掲載は名前の５０音順です
柳川を舟の行き交ふ初景色
寒卵青磁に割れば凛と張る
加治 道子
寒風を背にうけて買う宝くじ
ひさしぶり友と語るやおでん酒
加茂 陽子
肩あらわ師走の第九演奏会
生き物に気を遣いつつ蓮根掘り
四宮 恭治
朝市の主も客も着ぶくれて
鯛焼きを包む新聞読んでをり
高木 閑人
北風や路地に避けても追いつかれ
留守番をポインセチアに頼みおり
平井 孝子
室の花古びし部屋に香り満つ
干柿や母のメールはかなばかり
堀江 邦子
人力車膝に真赤な毛布掛け
思い切り捨てる勇気や年用意
吉岡 由子
