徳島電友会 サークル活動

=各サークルの活動状況を会員の皆様にお届けします=

眉秋俳句会 通回 452回

眉秋俳句会 通回 452回

  2016年8月20日(土) 13時  於 OBサロン  

   芭蕉の句で  「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」  芭蕉46歳のとき立石寺(山寺)

  で詠んだ作で「奥の細道」の中で1,2を争う佳句と言われています。

   名句の鑑賞も勉強になります。眉秋俳句会でも7句づつ持ち寄り互選しています。

  作句同様、選句の目を養うことも大事だと思っています。 

    掲載は名前の50音順です。  

大住 清美

     藪からし  老ひの暮らしに  手抜きあり

     元号の 変わりし年の 梅焼酎

加治 道子

     立秋や  隠岐の岬を 馬の群 

     桔梗の  群れて寂しき  陣屋跡

 

堀江 邦子

     静けさの  戻りし座敷  ちちろ鳴く

     初恋の  話聞き入る  秋扇

山田 まさよ

     過疎の地の  深閑として  天の川

     境内に  古よりの  盆の月

吉岡 由子

     踊り子の  中に芸人  大向う

     産土も  静かになりし  盆の月

和田 偕子

     炎昼や  気力あるのみ  黙の道

     創業に  話の及ぶ  麻暖簾