徳島電友会 サークル活動

=各サークルの活動状況を会員の皆様にお届けします=

京の冬の旅(平成28年2月15日~16日)

NTT徳島OB健歩会

 〇平成28年2月15日(月)~16日(火)(参加者25名)

  《京の冬の旅》(京都市及び亀岡市)  佐藤 幸男

     京の冬の旅、雪でも降ってくれると何時もと違う美しさが見られるかもしれないと期待したが2日とも雪にはならず残念であった。

     はじめて銀閣寺を訪れたのは、約20年前でした、総門から中門まで続く参道の両側を囲う竹垣と生け垣を組み合わせた造りの

   銀閣寺垣は、今も昔のままで20年前の造園にかかわっていた頃を懐かしく思いだした。

     銀閣寺観音殿の開運招福家内安全御守護をいただき銀沙難の盛り砂の庭や東山文化の凝縮といわれる観音殿の無駄のない

   美しさ、飾らない美しさを堪能した。

     湯豆腐の昼食を南禅寺順正(なんぜんじじゅんせい)でいただく、3人一組で湯豆腐の鍋を囲み、野菜の天ぷら、豆腐田楽等京都

   のグルメを満喫した。

     午後は「ねねの寺」高台寺をはじめて参拝した、秀吉とねねの像を安置する霊屋や開建当時の姿をとどめる開山堂など豪華な建

   物に天下人の偉大さを感じました。高台寺では、高台寺茶会として冬の夜の茶会・夜咄(よばなし)(1月~3月)とか傘亭特別茶席

   (4月)七夕茶会(7月)等々色々な茶会が催されているようです。ここの雲居庵で抹茶をいただき、ほっと一息つき朝からの疲れを

   とることができた。

     金閣寺は駐車場から中国の観光客で混雑しており、金ピカの舎利殿の池の前も観光客がいっぱいで、ごったがえしていた。しか

   し、舎利殿金閣」が夕日に映えて鏡湖池に、その黄金の姿を映し出しているのは、どこから見ても真に美しく見事な絵になります、

   私のカメラにもプロに負けないような金閣寺が写っていてビックリした。

     京の奥座敷といわれる湯の花温泉の松園荘保津川亭が今夜の泊りです。良質な天然ラジウムで神経痛や疲労回復に効果があ

   るそうです、広々とした浴場にあふれるお湯と桧の露天風呂などゆっくりと疲れを癒したひと時でした。夜は大広間での大宴会風呂

   上がりのビールは格別でピッチはうなぎ上り、若い仲居さんの笑顔に自慢のカラオケも始まり阿波踊りと楽しい一刻でした。

     二日目は朝湯に朝酒と男冥利の旅、丹波の地酒を造って300年の老舗大石酒造で利酒を楽しみほろ酔い気分で嵐山へ。嵐山

   では源氏物語に登場する野宮神社を参拝した、良縁・子授け・安産の神様として信仰され大勢の若い女性が訪れていたが、残念な

   がら私には縁のないところでした。

     午後は京都国立博物館を見学した。この博物館は旧帝国京都博物館を受け継いでおり、正面煉瓦造りの明治古都館は威風堂

   々たる建物で国の重要文化財に指定されている。噴水が見事に噴き上がる石畳のエリアにはロダンの考える人がぽつんと展示さ

   れていた。平成知新館では「皇室ゆかりの名宝」が特集陳列され、天皇と公家の肖像画、雅なる近世天皇の書、宮廷の装束等国宝

   や重要文化財が陳列され、今なお残る宮廷文化の余風を楽しませていただきました。

   改めて千年にわたり帝のおわした京の都の文化と伝統を堪能して、帰途につきました。この旅のお世話をしていただいた、役員皆様

   のおかげで全員無事元気に帰宅できたことに厚くお礼申し上げます、有難うございました。

     (銀閣寺をバックに記念撮影)

      (嵐山をバックに記念撮影)