眉秋俳句会 通回 451回
7月16日土曜日 午後1時からOBサロンでにて、眉秋俳句会を開きました。
掲載は名前の50音順です。
大住 清美
青柿や 夫の忌日の 近付きぬ
カーテンの 隙間明るき 夏の月
日開 桃花
白蓮や 気高く生きし 女(ひと)想う
炎昼や 木の葉動きを 止めしまま
平井 孝子
初エステ 他人の顔に なった夏
梅雨晴間 雨傘一人 遊んでる
堀江 邦子
一瞬に 一山かくす 夏の霧
短夜の 夢は短かく 母若し
山田 まさよ
灼熱の 静止画となる 漁師町
亡き母に 似たる余生か 梅を干す
吉岡 由子
鮎焼いて 一汁二菜 恙(つつが)なし
大甕に 蜘蛛一匹の 世界かな
和田 偕子
宇宙へと 男のロマン 星祭
梅雨の月 風に乗り来る 遠囃子