
眉秋俳句会は、今年500回の記念すべき句会を開くことができました。
これを記念して、ささやかですが、手製の合同句集「眉山」を上梓しました。一冊は中洲OBサロンの図書棚に配備してありますので、機会があればお読みくださいますよう御願いいたします。
これからも更なる向上を目指し、会員一同頑張っていきたいと思っております。
眉秋俳句会
5月15日(土) OBサロンにて500回記念句会を行いました。

加治 道子
新聞紙靴に詰め置く梅雨の小屋
懐中の時計の刻み花樗

加茂 陽子
母の日や墓前にそっとありがとう
サハリンを望む岬や風薫る
平井孝子
新緑の風にまとわれリズムとる
青葉風煙草吸う人一人のみ

堀江 邦子
行く春や動物園に豆画伯
力瘤見せる少年夏来る

吉岡 由子
投薬の一粒増えし五月かな
父よりも大き子の靴聖五月

500回記念の合同句集「眉山」の出版おめでとうございます。更なる眉秋俳句会の発展、向上を期待しています。
